どうも、麦酒男です。
9月に発表になったlivedoor のブログ奨学金ですが、
「生ビールブログ」が受給ブログに選ばれました。
受給の条件として、livedoor へのブログの引越、
そして、1万PV/月 を得ることが挙げられていました。
が、生ビールブログはこの条件に従うことができず、
ブログ奨学金を辞退させていただきました。
関係者の皆様、応援のコメントをいただいた皆様に
お詫びをさせていただきます。すみませんでした。
ブログの移行というところで、いろいろと考えることがあり、
なぜ今回、辞退をしたのか、まとめてみたいと思います。
生ビールブログは、6月にアメブロから移行しました。
現在は WordPressでブログを運営しているのですが、
livedoor に移行すると、またシステムを変えることになります。
システムの慣れや使いやすさという点では、
若干、WordPressが便利だなぁ、と思ってはいました。
ただ、livedoorブログで別のブログを運営していることもあり、
また、アメブロから考えれば、ブログツールとして使いやすく、
そこにデメリットは感じていませんでした。
(1) WordPressからの移行に手間がかかる
livedoorブログもWordPressもブログ記事のインポートもエクスポートが
出来るのですが、その形式は決まっています。
そのため、WordPress → livedoor ブログのインポートができませんでした。
livedoor ブログにデータを移すためには、一度、MovableTypeを
経由させねばならず、しかもデータが膨大なため、
6年分を毎月のデータに分割しての移行作業が必要でした。
そのうち、WordPressから簡単にインポートできるように
なるんじゃないかなぁ、とは思っています。
(2) 404エラーページのカスタマイズができない
livedoor ブログでもオリジナルドメインでの運用が可能なので、
現在のdraftbeer.jpのDNSを切り替えて運用していこうと考えていました。
ただ、システムが変わることで、今のブログ記事への被リンクは
基本的に捨てることになってしまいます。被リンクに関しては、
SEO的にもったいないと思いますが、仕方ないかと途中で諦めました。
NotFound になってしまった場合のケアはしっかりとしたかったのですが、
livedoor ブログでは、404ページが共通のものになってしまうということでした。
エラーページのカスタムって、かなり上級者の要求のような気もしますが、
ブロガーとしてはこだわりたい箇所という気もします。
カテゴリー毎に設定できたりしたら、面白いと思うのですが、いかがでしょうか?
※追記
RSSフィードのURLも変わってしまうので、また登録してもらわなければならない、
という事も、今まで購読してくれていた読者の方にコストをかけるなぁ、と
引っかかっていました。でもこれに関しては移行する時には避けられないのかな、と。
と、主にはこの2点なのですが、いずれにせよ、奨学金の応募条件に
「選考後に当該ブログをライブドアブログに移転することを承諾するもの」と
書いてあるのだから、その部分をしっかりと考えてから応募すべきでした。
本当にすみませんでした。
逆にブログ奨学金に応募した理由、
何をメリットに感じたのかも書いておこうと思います。
(1) 奨学金がもらえる
趣味とはいえ、ブログを書くのにも時間はかかりますし、
ましてビールを買ったり、飲んだりというサポートをしてもらえるというのは、
願ったり叶ったりなわけで、そこが最大の魅力でした。
ただ、受給額に関しては、最後まで知らされなかったので、
移行のコストを考えた場合に300万円だったらうれしいけど、
30万円だったら、ちょっと…とかも思ってしまうかな、というのも正直あります。
でも、すごいことだと思います。
(2) ブログ奨学金から生まれる縁
ブログを続けている人の多くは感じているのではないかと思いますが、
いろいろな人や企業との出会いの機会が増え、それが人生において
いい刺激になっています。ブログ奨学金に選ばれれば、
livedoorスタッフやブログを書いている人、イベント等で
いろいろな人に出会えると思います。これも魅力的です。
ということで、生ビールブログが奨学金をいただいて
livedoorブログに移行することは断念したのですが、
ブログ奨学金はこれからも続くとのことですので、要チェックです。
また、現在 livedoorでは、ブログメディアを育てるとして、
「日本ブログメディア新人賞」も受付中です。
こちらは大賞100万円の他にライブドアニュースでの配信もあるとのことです。
(ちなみにこちらはlivedoorブログへの移行は条件に入っていません)
ご興味のある方はぜひ見てみていただければと思います。
ブログをやっていると、こんな風にいろいろとありますが、
今後とも生ビールブログをよろしくお願いいたします。
Keep on blogging.