どうも、麦酒男です。
志賀高原ビールを醸造している玉村本店は、清酒『縁喜（えんぎ）』を醸造している蔵元ですが、蔵人自らが農薬を使わずに酒米をつくり、その米でつくったお酒がシリーズ化されています。それが「NEW ENGI（ニューエンギ）」です。現在、金紋錦と山恵錦という酒米を使ったお酒が販売されていたので、自分の好みを知るために両方買って飲み比べをしてみました。
「金紋錦」と「山恵錦」の純米酒があり、それぞれに「無濾過生原酒」と「無濾過火入れ」がありました。さすがに４本は飲みきれないと思ったので、今回は「金紋錦 無濾過生原酒」と「山恵錦 無濾過火入れ」を買ってみました。
それぞれの特徴がしっかりと判別できる飲み比べにはなっていないんですけども、まずは何も考えずに飲んでみることに。
NEW ENGI 金紋錦 純米【７】 無濾過生原酒 2024BY
（精米歩合：75％ / 日本酒度：＋６ / 酸度：2.0 / アルコール分：17％）
金紋錦 無濾過生原酒は、微発泡で旨味もしっかりと感じられます。食事と合わせても良さそうだけど、お酒だけでも美味しく楽しめます。アテはシンプルなものだけではなく、脂を使ったアテにも対応できる、お料理を美味しくするお酒という感じです。温度が上がると酸味が増す感じで、これはこれで美味しいです。
NEW ENGI 山恵錦 純米【７】 2024BY
（精米歩合：75％ / 日本酒度：＋６ / 酸度：1.8 / アルコール分：15％）
山恵錦 無濾過火入れは、スッキリとしていて食事と合わせやすそうです。ただ、油を使ったものや脂には負けちゃう感じです。漬物やタコワサ、エイレヒとのペアリングはいい感じです。温度が上がってくると、アルコールの強さが出てくる感じで少し苦手かも…
ふたつを飲んでみて、まずわかったのは、僕は無濾過生原酒の方が好みのようだということです。「飲みやすい」という表現はよくありませんが、発泡感、酸味、旨みという特徴が好みなんだと思います。で、それは無濾過生原酒の特徴のような気もしていて…
ということで、次は「山恵錦 純米【７】 無濾過生原酒 2024BY」を買って飲み比べだ、と思ったら… 売り切れでした！ う〜む、どうしよう。ちょっと日本酒も体系的に学びたくなってきました。
関連リンク
醸造元 玉村本店（公式サイト）
