どうも、麦酒男です。
サッポロビールがFacebookで企画・展開していた百人ビール・ラボの
オリジナルビールがついに完成! ということで、完成披露パーティーに行ってきました!
会場はサッポロビールのお膝元、恵比寿はウェスティンホテルの宴会場。
かなり大き目の記者会見会場に、百人ビール・ラボのメンバーと
メディア関係者がたくさん集まりました!
まずはサッポロビールの寺坂社長のご挨拶からスタート。
そして、百人ビール・ラボの軌跡がスクリーンに映し出されます。
この後、百人ビール・ラボのメンバーの表彰やマネージャーのお話などがあり、
ついにこのプロジェクトで生まれたビール「百人のキセキ」がみんなの元に配られます。
ということで、乾杯です! この日集まったファンは100人強ですが、
百人ビール・ラボ facebook のファンは3万人弱、みんなで作ったビールです。
さて、肝心のビールは、香りが特徴的な度数7%のエールで、
今までの大手メーカーのビールでは、とても珍しいビールだと思いました。
ただ…
ここからは、イベントも含め、本音で書かせていただきます。
相対的に見ると、中途半端になってしまったなぁ、というのが正直な感想です。
あるんだよなぁ、これよりももっと○○なビールが、というのが最初に思ったことです。
もっと苦い、もっと濃い、もっと華やか、もっと香る…
このビールを好きになる人は、このビールの何を好きになるんだろう…
正直わかりませんでした。いや、大手メーカーのビールだけでいったら、
このビールは特徴的かもしれません。でも、ローソンがよなよなエールを取り扱う、
美味しいクラフトビールが多い今、そこまで刺さるのか疑問です。
コンビニで珍しいので手を取ることがきっかけになるかもしれませんが、
このビールはネット通販限定で、結構な高額になるんですよね。
今回のイベントに参加している人のお話を聞くと、本当はもっと○○が良かったんだけど、
サッポロビールはがんばってくれた、というような意見が多かったです。
ってことは、100%みんなの意見じゃなくて、市場に寄せちゃったのか… とも思うんです。
みんなの意見でつくろうね、ってはずだったのに、
最後はみんなを信頼してないんじゃん!?みたいな。
そもそも、みんなの意見で決まった今回のビールのコンセプトって、
「ひとりでじっくり飲むビール」になったんですね。
いや、でも、それって、百人ビール・ラボ、みんなのビールってところ
でかなり矛盾しちゃったな、って気もします。
と同時に、中庸なものしかできないんじゃないか、とか、
ビールの中でのポジショニングが「みんなで作った」とか
「SNSから生まれた初めてのビール」とかしか無いんじゃないかとか。
ロブションのヱビスがあって、ヱビス・ザ・ホップがあって、
エーデルピルスがあって、百人のキセキがあって、それを飲み比べたとして、
勝てないのであれば、イロモノになっちゃうんじゃないかなぁ、と。
パーティーの雰囲気も披露宴の二次会みたいなノリで、
参加者は楽しかったと思いますが、USTREAMを見ていたり、当日来られなかった人、
さらには、このビールを将来手に取る可能性のある人が見えてなかったというか、
内輪なノリだったのに違和感がありました。
今回のパーティーで先行してビールを飲んだファンが、
どうやって友だちにオススメするのか、広めていくのかも見えなかった…
こういうイベントって、そういったツールを渡して、うまく引き継ぐのが、
役割なんじゃないのかなぁ、と思うんです。私が作りました、って
参加者の名前とコードが書いてあって、そこから買うと割引になる
チラシとかネームカードとか、それを持つことで友だちにすすめやすくなるもの、
コミュニケーションが取れるものが欲しかったです。
と、関係者の言い分は聞かずに、ダダッと書いてしまいましたが、
333ml 6本セット(送料込)で3,150円で、
3月22日12時10分、インターネット限定予約開始です!
麦酒男がそこまで思うビール、まずは情報を集めて、そして飲んでみてほしいです!
▼わくわくブルワリー(百人のキセキ予約サイト)
http://wakuwaku.sapporobeer.jp/