どうも、麦酒男です。
サントリーから発売された「大阪・関西万博記念 ワールドKANPAIビール」をいただきました。こちら、世界93の国と地域の人々にベースとなるビールを飲んでもらい、どんな味のビールにしたいか「香り・刺激の強さ・味の濃さ・苦味・後味・アルコール感」を回答してもらい、そのデータからつくったビールなんだとか。その人数は28,521人ってことで、ビールの調査としてはかなり大掛かりなんじゃないかと思います。

いただく前から、おおよその検討はついていたんですが…
やはりビールとしては凡庸というか、これといった特徴を感じないものになっていました。「みんなの意見を訊く、というのはこういうことだ!」というお手本のようなビールではあるのですが、このビールは存在自体がユニークですし、試みが素敵なのでいいんじゃないかと思いました。世界93の国と地域の28,521人からの声を集めるって日本だとすごく大変だと思いますし、万博会場だからできたってのもありますよね。
ちなみに、このビールは『パッカ~ンPROJECT』の商品だそうです。
これまでの「お客様の声を聞いたものづくり」にとどまらず、「お客様と共にものづくり」をすることで、想像もしていなかった、新しい価値をつくり出せるのではないか。そんな想いで生まれたのが『パッカ~ンPROJECT』です。
サントリー的には、地域や国によっての好みの違いとか、そういうデータも取れたのだろうし、何かしらでそのデータをパッカ〜ンと開示してくれないかな〜と思ったり。
関連リンク
サントリー ワールドKANPAIビール(公式ページ)
「ワールドKANPAIビール」数量限定新発売(ニュースリリース)
パッカ~ンPROJECT(公式サイト)

