どうも、麦酒男です。
オリオンビールがプレミアム路線として販売している「75BEER（ナゴビール）」がリニューアルされました。パッケージはもちろん、中身もリニューアルしたそうなので、どんな風に変わっているのか、いただいてみました。
75BEER CRAFT LAGER
リニューアル前は「ピルスナー」として売っていたものが、クラフトラガーになったようです。ビアスタイル＝クラフトラガーってかなり謎なんですが、ビールの名前としてはわかります。
大手メーカーのビールのリニューアルにありがちなのですが、個性が弱くなり（以前はもう少しホッピーだった気がするんですが）、汎用性を上げたいのかな、という印象でした。
75BEER IPA
続いては、IPAです。発売当初は“名護名産のシークァーサーを想起させるようなホップを使用”というよくわからないビールでしたが、2021年のリニューアル以降は実際に名護産のシークワーサーを使用したIPAになりました。こちらも特徴が控えめ…？ と思ったんですが、こちらは新旧商品を飲み比べすることができました。
香りはそこまで差異はなく、シークワーサーがほのかに香りましたが、飲んでみると印象がだいぶ異なりました。リニューアル前はしっかりとクリアでしたが、味が雑多になった印象です。苦味とは違う雑味のように感じてしまいました。個人的にはIPAですし、リニューアル前の方が特徴が立っていて好みでした。
ちなみに、公式の内容で『75BEERは、名護の醸造家が素材にこだわり、手作りで仕上げたオリオンのクラフトビール』と謳っていますが、オリオンビールの社員を【名護の醸造家】と言っているのってどうなんだろうとか、ホップ投入に関する手作業パートを【手作りで仕上げた】としているのって、なんだかモヤモヤする言い回しです。
関連リンク
オリオンビール 75BEER（公式ページ）
