どうも、麦酒男です。
いよいよ今年とれたてのホップを使ったビールが飲める時期になってきました。大手メーカーだと初摘みだったり、ヌーヴォーなんて表現が見受けられますが、多くのクラフトブルワリーの場合は、ペレット状のドライホップではなく、収穫したホップを使った「フレッシュホップ」ビールをリリースするところが多いですね。
さて、2020年の初フレッシュホップビールは、神奈川・厚木のブルワリー「サンクトガーレン」と山梨・北杜市のブルワリー「うちゅうブルーイング」のコラボIPA「SPACE HAZY(スペースヘイジー)」でした。こちら、北杜市で収穫したフレッシュホップで仕込んだビールだそうです。
いただいてみると、ホップの特徴である香りとほどよい苦味を感じられます。まるでホップのジュースのようです。アルコール度数は7%ってことですが、アルコールはほぼ感じずにスルスル飲めちゃいます。ホップを多く添加したビールに感じられるエグ味やフレッシュホップビールでよくある青臭さもなく、ホップ濃いめの美味しいヘイジーIPAといった感じでした。
フレッシュホップIPAということを知らずに飲むと「よくできたヘイジーIPAだなぁ…」とため息が漏れるくらい、フレッシュホップを使っていると気づかないのではないかと思うんですが、それってどうなんだろう?なんて思いました。ヘイジーIPAとしての美味しさは間違いない一方で、フレッシュホップとしての特徴が感じられず、欲張りな自分に気付かされました。
関連リンク
Fresh Hop IPA SPACE HAZY(公式ページ)