サッポロビール KAORI BROWN

サッポロビール KAORI BROWN ビール批評

どうも、麦酒男です。

温度によって味が変わる、というコピーでサッポロビールから
限定販売されている KAORI BROWN をいただきました。

サッポロビール KAORI BROWN

冷蔵庫から出してすぐに飲んだ場合は、どちらかというと
色は濃いが、個性が薄いビールという印象でした。

温度が上がってくると徐々に香りが出てくる感じで、
ホップの香り、麦芽を焙煎した香りを楽しむことができます。
飲む温度やグラスによって、風味や味わいが変わるというのは
多くのビールにとっては当たり前のことなんですが、
ピルスナー全盛の日本でその価値観を打ち出したというのは
意味があるんじゃないかなと思います。

ただ、逆にいろいろなビールがあることを考えれば、
この KAORI BROWN ではちょっと弱い気もします。
このビールだけの特化したものがないというか…
香り際立つビールは他にいくらでもありますからね。
たとえばサンクトガーレンのアンバーエールあたりは、
同じくらいの価格でもっと個性的で味わい深いです。

サッポロビールもクラフトビールに参入というニュースがありましたが、
果たして、これからサッポロビールが造るというクラフトビールと
これまでのビールがどのように異なって来るのか、注目したいと思います。

関連リンク
サッポロビールネットショップ(公式サイト)


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