家でもうまいビールを飲むための8つの教え(2015年版)

家でもうまいビールを飲むための8つの教え ビールの知識

どうも、麦酒男です。

クラフトビールの話題が増えていますが、クラフトビールだから
美味しいわけではなく、うまいビールはどれもうまいものなんです。
せっかくのビールなら、家でも美味しく飲みたいじゃないか!
ましてや、ちょっと高めのビールを買ったならなおさらです。

家でもおいしいビールを!

ということで、家でも美味しくビールを飲むポイントを紹介したいと思います。

1.新鮮なビールを買うべし

ビールはとても繊細な飲み物です。お店で飲む樽生と家で飲む缶ビールに
味の違いを感じるのも、いろいろなことに影響を受けるからなのです。
様々な要素がある中で、もっともお店と家で違うのが、ビールの鮮度です。
おいしいビールを求めるのであれば、製造から1ヶ月以内のビールを買いたいです。
基本的にほとんどのビールは出来立てが美味しいのです。

賞味期限

2.ビールの温度に気をつけるべし

「キンキンに冷えた」なんていいますが、ビールに関わらず、
しっかりと味覚を感じられる温度というものがあります。
暑い夏には、凍る寸前のビールがおいしく感じられることもありますが、
味ではなく冷たい飲料を飲む心地よさが勝っている場合もありそうです。
日本の代表的なビールがおいしく感じられるのは、だいたい4~6度くらい、
ベルギービールやクラフトビールだったら、4〜12度くらいまでと
ビールによって美味しい温度の幅がかなり広いです。
ビールごとの適温を見極め、そのビールらしさを味わいましょう。

3.グラスに注いで飲むべし

グラスに注いで飲むことはとても重要です。
ビール工場で缶や瓶にビールを詰める時、ちょっと多めにガスを入れています。
なので、直接缶から飲むと、余計なガスも一緒に飲む事になってしまい、
お腹が膨れるだけでなく、雑味を感じてしまいます。
また、「香り」を楽しむビールが増えてきていますが、
飲み口の狭い缶やボトルでは、その香りを楽しめません。
ビールはグラスに注ぐことで完成すると考えてください。
また、グラスの形は、飲み口の部分が若干狭くなっていると、
泡が消えにくく、クリーミーな泡でもこぼれないのでオススメですし、
香りを楽しむビールの場合は、ワイングラスのように
グラスの中に空間を作れるものがいいかと思います。

ビールのグラス

4.泡の消えにくい綺麗なグラスで飲むべし

日本の大手メーカーのビールは、ピルスナーと呼ばれる
泡もちのいいスッキリとしたビールです。
泡が特徴とも言えるのですが、その泡をしっかりと立てるためには、
埃や汚れは禁物です。グラスに付着した汚れや埃は、
キメ細やかな泡を作るのを邪魔しますし、泡が消えやすくなってしまいます。
グラスは洗剤でしっかりと洗った後、逆さにして自然乾燥させるのがベストです。

関連リンク
美味しいビールを飲むためのグラスの洗い方(生ビールブログ)

グラス

5.ビールは泡を立ててゆっくりと注ぐべし

「早く飲みたい!」という気持ちもわかりますが、
しっかりと泡を立てながら注ぎ、焦らずにおいしいビールを注ぎましょう。
(ただし、ビールのスタイルによっては泡を立てない方がいいものもあります)
キメ細やかな泡は飲み口をスッキリさせるだけでなく、泡もちを良くし、
ビールの酸化を防ぐ蓋の役割をしてくれます。
最初はグラスの底めがけてビールを注ぎ、
グラスの半分くらいが泡になるくらい泡を作ってください。

6.グッと喉に流し込むように飲むべし

ビールの泡は酸化を防ぐ蓋の役割です。
泡は上唇で押さえて、中のグラスの中の液体を飲むようにしましょう。
そのためにはある程度の角度までグラスを傾ける必要がありますが、
その角度で一気にビールを喉に流し込む飲み方がビールの正しい飲み方です。
ぜひ喉ごしまで楽しんでください!
間違っても、泡を舌で転がして味わう、なんてことをしてはいけません。
綺麗なグラス、泡、うまい飲み方が揃った時、エンジェルリングが誕生します。
自分の家でエンジェルリングができたなら、ビアホームまであともう少しです。

エンジェルリング

7.ほどよい塩分の肴を用意するべし

ビールは他のお酒に比べてカリウムが多く含まれています。
ビールを飲むとカリウムが体内のナトリウムとくっついて
排泄されてしまいます。そうなるとナトリウムも摂取しなくては
ナトリウム不足になってしまいます。
ビールを飲むとしょっぱいものが食べたくなるのは、
体がナトリウムを欲しているからだったんです。
日本の大手メーカーのビールだったら枝豆がオススメですが、
クラフトビールに合わせるなら、茹で落花生の汎用性が高くてオススメです。

岩崎IPAと茹で落花生

8.体調を整えておくべし

そして最後はなんといっても体調です。
健康でないと「おいしい」と感じることはできませんよね。
しっかりと睡眠をとって、ご飯を食べて、健康第一でビールに臨みましょう!
それでは、家でもおいしいビールを楽しみましょう!

Have a nice BEER!

Have a nice beer!

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