どうも、麦酒男です。
今日はどこでも飲めるビール!?
アサヒのスーパードライをいただきました。
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このビールの味はみなさんもよくご存知だと思いますので
割愛したいと思います。まあ、苦味が好きな僕は
あまり評価していなかったのですが、
アサヒの関係者の話を聞いてナルホドと思ったことがあったので
今日はそれを紹介したいと思います。
そのお話とは、そもそもこのビールを造る時、
日本酒における上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ)の
ビール版を作ろうとした、というお話でした。
上善如水は白瀧酒造が発売した吟醸酒。
今までの日本酒とは違った、飲みやすい淡麗辛口のお酒で
白瀧酒造を一躍有名にした大ヒット商品です。
日本酒好きの人からはバッシングもあったようですが、
今まで日本酒を飲まなかった人も取り込み、
いろんなお店に置かれるようになりました。
ビールもそれまではキリンの苦いビールが主流で
お店で料理と一緒に頼むとしても
何杯も注文のあるものではなかったようです。
ところが、淡麗辛口でどちらかというと主張の無い
スーパードライはそれを変えてしまった。
主張がない故にいろんな料理との相性がよく、
お店で何杯も頼まれるビールになったのです。
ということで、以来大ヒットを続けてきたスーパードライですが、
ビール好きが好きなビールではないために、
現在では安かったり薄かったりする発泡酒に
その地位を脅かされている感があります。
これからスーパードライがどんな方向へ行くのか。
味をどんな風に調整してくるのか、
これからのスーパードライに注目です。
▼Asahi SUPER DRY
http://www.asahibeer.co.jp/superdry/