サッポロビール エーデルピルス 2025

サッポロビール エーデルピルス 2025 ビール批評

どうも、麦酒男です。

大手メーカーのビールで一番好きなビール、サッポロビールのエーデルピルスが缶で発売されました。通常は樽生のみでの販売となっているので、基本的には飲食店でしか飲めないビールなんですが、今回は缶なのでスーパーマーケットやコンビニで購入ができるという、とてもうれしい機会になっています。

ちなみに、これまでも同じような感じで販売されたことがあり、前回は約9年前にネット通販限定で、12年前にはコンビニ限定で発売されました。

以前販売されていたエーデルピルス

今回は9年前に販売された時にセットになっていたグラスでいただきます。

至高のピルスナー

エーデルピルスの特徴は、爽やかでスッキリとした苦味です。サッポロビールでは、エーデルピルスの注ぎ方として「3度注ぎ」を推奨しています。1度目はグラスの底をめがけて一気に注ぎ泡を立ててから一定時間待ち、2度目は泡の下にビールを潜らせて注ぎ、3度目は泡を盛り上げ(持ち上げ)るように注ぎます。この注ぎ方によって、特徴である苦味が際立ち、かつ適度にガスが抜けて、グイッと飲んで美味しいビールになるんですね。

もちろん、この缶のエーデルピルスでもその効果は抜群で、飲食店で飲むのと同じ、大好きな美味しいエーデルピルスを楽しむことができました。すでにファンの「ケースで買った!」というコメントを散見していますが、この年末年始のビールとして僕も Amazon で購入しましたし、近所のコンビニでも何リットル分か購入しました。…え、通販で届くのに? そうなんです。実は…

2種類のエーデルピルスが生まれた

元々、エーデルピルスは栃木・那須工場で造られていました。ただ、2025年3月末で工場は稼働停止となりました。そして、今回のエーデルピルスは千葉工場と九州日田工場の2個所で造られているのだとか。

エーデルピルス パッケージ

なんとなく、東日本は千葉工場、西日本は九州日田工場のビールが流通していそうですが、今回、そのふたつを入手できたので飲み比べてみることにしました。

ちなみに、どの工場で造られたのかは、缶底に印字されている製造所固有記号の表示でわかります。T=北海道工場、N=仙台工場、L=千葉工場、Y=静岡工場、H=九州日田工場です。

エーデルピルス 缶底の記載

いずれも24時間以上冷蔵庫で寝かせたものを、同じグラス、同じ注ぎ方(もちろん3度注ぎ)で飲み比べてみました。

ふたつのエーデルピルスを飲み比べ

「ふたつは同じビール」ということに間違いはないんですが、ありましたよ、特徴の違いが! キレのある爽やかな苦味が強いのは九州日田工場のエーデルピルス、苦味もあるけど少し甘みを感じるのが千葉工場のエーデルピルス、という感じでした。で、僕の好みは九州日田工場で造られたものでした。

違いがわかる

ということで、千葉工場のエーデルピルスが届きそうな Amazon で1ケース買ったにも関わらず、地元のコンビニでも九州日田工場のエーデルピルスを購入しているというわけです。エーデルピルスとしては、九州日田工場の方が設計に近いのではないかと思いますが、千葉工場のエーデルピルスもビールの美味しい甘さを感じられるので、好みで選べるといいですよね。

これまではひとつの工場でしか造られてこなかったエーデルピルスで、まさかの飲み比べができるようになるとは思いませんでしたが、その分、2倍楽しみました。今回は9年ぶりの缶での販売でしたが、また来年も販売されるといいなぁ。

関連リンク
サッポロビール エーデルピルス(公式ページ)
飲食店で愛される「エーデルピルス」缶商品で登場!12月2日(火)数量限定発売(ニュースリリース)

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