大手各社の「発泡酒」を飲み比べしてみました

大手各社の発泡酒を飲み比べ ビール批評

どうも、麦酒男です。

大手メーカー各社のフラグシップ新ジャンルが次々にリニューアルされる中、存在感が無くなりつつある「発泡酒」の商品を飲み比べしてみました。ラインナップは次の通りです。

キリンビール 淡麗 極上<生>
アサヒビール Asahi 本生ドラフト
サッポロビール 北海道 生搾り
オリオンビール Orion 麦職人

大手各社の発泡酒

ちなみにサントリーはマグナムドライという銘柄があったのですが、すでに終売となっており、かつ、2019年4月より新ジャンルとして復活します。ということで、サントリーはすでに発泡酒から撤退している、として良さそうです。

大手各社の発泡酒 成分表

カロリー的にはどれも大きな差はなく、原材料を見ると、もっともシンプルなのは北海道 生搾りで、一番ややこしいのは Asahi 本生ドラフトでしょうか。

どれも近い感じではあり…

ブラインドで飲んでみて、これだとわかりやすかったのは北海道 生搾りでした。麦とホップでも感じる、ビールらしい苦味があるんですね。個人的にはこの中で一番好きなのは、Orion 麦職人だと思っていたんですが、ブラインドでは外してしまいました… ということで、新ジャンルほど、各商品に個性が見つけづらいかな、という印象の発泡酒、かな…

と思ったんですが、少し時間をおいてから飲んでみて、また印象が変わる商品がありました。Asahi 本生ドラフトです。少しだけ甘さが出てくるというか、ピルスナーウルケルにも通じる甘さを感じて、キンキンに冷やして飲むよりも、少し温度が上がった方が美味しく感じられました。こういう変化って、新ジャンルだとあまりないので、発泡酒から味わえる面白さではあるなぁ、なんて思いました。

最近は、Asahi 本生ドラフトを売り場で見ることが減りましたが、意外と悪くないと思いましたので、まだ飲んだことがない方はぜひ手にとって、しかもほどよい温度で飲んでみてもらえればと思います。

いやはや、個人的には意外な結果となりましたが、どれも悪くない、という結論となった大手メーカーの発泡酒飲み比べでした。

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