どうも、麦酒男です。
昨日に引き続き、アメリカのビールをいただきます。今日はニューヨークの南、ペンシルベニア州にあるVictory Brewing(ヴィクトリーブルーイング)のPrima Pils(プリマピルス)です。このビール、以前は瓶でいただいたのですが、アメリカンクラフトビールの流れでしょうか、今回は缶でいただきました。
一口飲んでみると、緑茶のような苦みが口に広がります。柑橘系の香りでは無く、お茶のような感じなので、どことなく高貴な印象でしょうか。ただ、食事とは合わせづらいのかな、とも… このビールはこのビールだけの世界観があるといいますか、孤高の風味があるので、これだけを楽しむ、ということでもいいのかなと思います。
振り返ってみれば、今まで飲んだプリマピルスって、あまりいい印象ってないんですよね。今回は缶だから劣化が少なかったのか、それとも飲むまでの行程に違いがあったのか… それはハッキリとはわかりませんが、輸送のコストを考えれば瓶ではなく缶になっていくのもわかりますし、沖縄に住んでいると送料もバカにならないので、日本のブルワリーでもこういった試みが広がっていけばいいなぁ、と思います(コンビニの棚を考えると、缶じゃないと並べてもらえない気もしますし)。ついでに言うと、樽もステンレスではなく、返却不要のキーケグがもっと普及したらうれしい限りです。
キーケグとは?
”Keykeg”(キーケグ)とは最新技術を使って作られたペットボトル素材の使い捨て容器で、ビールのみならず、ワインや日本酒にも使える優れた大容量パッケージです。
参考:【プロ向け】キーケグ大解説(CRAFT DRINKS)
閑話休題。昨日に引き続き、このビールも美味しいですし、大手メーカーのピルスナーとの違いが分かりやすいので、クラフトビール初心者の方にもオススメしたいビールです。
関連リンク
Victory Brewing Company Prima Pils(公式ページ)