イギリス Wild Beer Co OF THE SEA

イギリス Wild Beer Co OF THE SEA ビール批評

どうも、麦酒男です。

先日出会ったイギリスのブルワリー Wild Beer Co(ワイルドビア)のビールにユニークなものが多くて、とにかくいろいろ買ってみました。


中でも一番ユニーク、というか、変態っぽいものからいただいてみました。それがこのビール OF THE SEA(オブ・ザ・シー)です。

イギリス Wild Beer Co OF THE SEA

ラベルからは変態っぽさは感じられませんが… よく見ると書いてあることがおかしいです。Lobsters(ロブスター)、Cockles(二枚貝)、Seaweed(海藻)…

ロブスター?

日本語の原材料表記を見てもそんな感じで書かれていました。ザルガイとかダルスとかほぼ呪文…

ロブスター殻とかカニ殻とか

実はこのビール、“オマール海老のスープをビールで表現出来るかという発想から造られた”そうです。そんなものを表現しようとしなくても… と思いつつ、いただいてみました。

グラスを鼻に近づけるとロブスターやカニの香りがします。飲んでみても鼻から抜けるのはそんな香り。ビールとしてはこってりとした印象、濃いなぁと思いますが、スープとしてはかなり薄い感じで、頭が混乱する飲料でした。まあでも、ビールよりもロブスターのスープ寄りの印象です。ちなみにアメリカでの評判はどんなだろうと RateBeer を見てみたら、やっぱり低評価でした… まあ、美味しさと面白さは違いますよね。

さて、そんなエビカニビールとペアリングしてみたのは、ポテトチップスの海苔塩味。同じ磯の香りがあるだけに、どうなるかと思いましたが…

のり塩と一緒に

のり塩の磯の香りが勝ったようで、八角(スターアニス)を強く感じるビールに変化しました。これはこれでまたユニークではあるんですが、ビールとしては飲みづらいものになりました。海老出汁のラーメンあたりと合わせるのがいいのかなぁ…?

価格は1本1,000円とちょっと高めではありますが、「こんなビールもある!」とか「これもビールだ!」ってことを伝えるのにはすごくいいビールだと思います。

関連リンク
Wild Beer Co(公式サイト)
ワイルド・ビア|正規輸入代理店(公式サイト)

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