アメリカビール紀行2013 vol.9 アメリカビール旅の総括

麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

去年とほぼ同じ日数、アメリカに行ってきました。

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もちろん今回もビールが中心の旅でした。
2年連続でアメリカに行って、今回はビアフェスも行って、
出した結論は…

アメリカのうまいビールは日本でも飲める!

でした。

「ビールに旅をさせるな」という名言がありますが、
最近は日本でもアメリカでもクラフトビール市場が伸びていることもあり、
アメリカの美味しいビールは、日本でも飲めるんじゃないか、と。

逆に言えば、アメリカに行ってまで飲むべきビールというのは、
そんなに多くないのではないかと言う事でした。

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旅先で飲むこと、現地のビアバー、ブルワリーの人と飲むこと、
コミュニケーションを取ること… それはもちろん素敵で代え難い経験なのですが、
ビールの美味しさだけで言ったら、気の合う仲間と新橋で金麦飲んでる方が
美味しいんじゃないか、と感じましたよ、僕は。

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ま、そういう主観は置いておいても、先日(9/27)に発表された
World Beer Awards でも、日本のビールが数多く入っています。

その結果では、ドイツラガー部門、IPA部門、インペリアルIPA部門、アンバーエール部門、
ポーター&スタウト部門、フレーバービール部門で日本のビールがベストビールに選ばれています。

日本すごいじゃん! 日本でいいじゃん! うまいビールは日本にあるじゃん!

今回の旅で印象に残っている美味しいビールはポートランド、
ブレイクサイドブルワリーのピルスナーでした。

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まあ、サッポロビールのエーデルピルスに近くて美味しい、みたいな感想だったんですが…
ん〜、そんなわけで、美味しいビールを飲みに行くなら、日本のビアバーだったり、
ブルワリーでいいんじゃないのかなぁ、と思った次第です。

ただ!! アメリカのビール文化、特にポートランドのビール天国っぷりや、
サンディエゴのストーンやグリーンフラッシュのカリスマっぷりを見るのは、
アメリカに行かなきゃできないことです。

ストーンのカウンター

つまり、アメリカにはアメリカらしい(でっかい)ものを観に行くのがいいなぁ、と。
美味しいビールはもう日本にあるよ、でも、文化はアメリカにあるよ、と。
(クラフトビールのポジションは、日本とアメリカの自動車に近い気がしました)

これが、「これだ!」というビールに巡りあわなかった、僕の今回の旅の総括です。
もちろん、また行くけどね、アメリカ!

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