志村三丁目「猟師酒蔵 新潟」 野獣&ビール

志村三丁目 新潟 麦酒雑記

どうも、麦酒男です。

2年くらい前に酒場放浪記で見てから行きたかったお店に行ってきました。
そのお店とは、志村三丁目にある「酒蔵割烹新潟」です。
鹿、猪など野生の肉が楽しめるとのこと。

志村三丁目 新潟

何度か予約の電話をしていたのですが、電話が通じず… 現地に行ってわかったのですが、
電話の故障かなにかで、電話がかかって来ない状態になっていました!

慶祝 キリンラガー


ちょっと不安になりつつ、雪で悪路の中を行ったのですが、開いててよかった。
ということで、新年を祝うキリンビールで乾杯します。
お通しはガツでした。お通しにしてはボリュームたっぷりでしたよ。

お通しはガツ

お店を見渡せば、こんなカオスな光景が… ツッコミどころがありまくるというか、
お店に入って30分くらいは目に付くものの話をしてました。

志村三丁目 新潟 店内

また、どの剥製もいい表情してるんだよなぁ。

アライグマ?

ということで、他所では食べられない獣のお肉をいただいていきましょう。
まずは、猪のから揚げです。イノシシノカラアゲっていう響きが面白いです。

猪から揚げ

外の衣はサクッと、中は歯ごたえのあるお肉で、臭みは気にならず、
ビールのお供にいいおつまみでした。もうちょっと臭みがあってもいいくらいです。

なんて思ってたら、ゴツっと口の中に違和感が…

鉛…

出てきましたよ、から揚げの中から鉛の玉が… 散弾銃かなにかでしょうか…
一皿で6発くらい入っていましたので、何人かで召し上がる際には、
得点を競いつつ、楽しんでいただければと思います。

続いては、鹿の刺身です。

鹿刺し

解凍ものだと思うのですが、こちらも臭みがなく、食感はほどよく、美味しかったです。
この後、鍋が出てくるんですが、そこで煮ても食べてみたのですが、
煮ると匂いが強くなって、鹿を食べている感は増幅されたことをご報告いたします。

さて、お鍋です。イノシイのお鍋です。猪鍋、ボタン鍋、とも言いますね。

ぼたん鍋!

テーブルの下からコンロを取り出して、鍋をセット! 大将が火をつけてくれます。
最初は野菜しか見えませんが、お肉は中に入っているのでしょう。
グツグツと煮えるのを待ちながら、ホッピーをいただきます。セットが300円とリーズナブル!

ホッピー

15分くらいでしょうか、煮込んでできました、猪鍋! ぼたん鍋!
やはり鍋の下にお肉が入っていました。

ぼたん鍋

やさしい出汁の美味しいお鍋、お肉は赤身と脂身の部分があり、
いずれも食感が特徴的でした。お肉の味はそこまで主張せず、美味しいお鍋という感じでした。

お腹が膨れたら、このお店のもうひとつの名物だという岩魚酒を…

ドボドボっと二合

ドボドボっと大き目のお椀にいただきます。二合分らしいです。

岩魚酒

こちらも岩魚がいい出汁になっていて、お酒というよりは、お吸い物をいただいているよう。
普通ならインパクトのあるメニューですが、このお店にいると大人しく感じますね。

マムシ酒

隣のテーブルにいたお客さんにマムシ酒を一口いただいたり(かなりクセのあるお酒でした!)、
大将と熊となんだか写真を撮ったりして、冬の夜はふけていきました。

大将と!

珍しい獣肉が食べられるお店ですが、何よりもお店の雰囲気や大将との会話が楽しい、
エンターテイメント系のお店なんじゃないかなぁ、と思いました。

70歳の大将曰く、あと2年くらいかなぁ、ということなので、
ご興味のある方は早めに訪問しておいた方がいいんじゃないかと思います!

▼酒蔵 新潟
http://tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13135633/

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