サントリー クラフトセレクト ペールエール

サントリー クラフトセレクト ペールエール ビール批評

どうも、麦酒男です。

5月12日から全国で発売開始となるサントリーの
クラフトセレクトシリーズを先行していただきました。

まずは基本のペールエール

サントリー クラフトセレクトは、大手メーカーであるサントリーが
現在のクラフトビールブームを受けて、多彩で個性的な味わいを楽しめる
シリーズとして発売します。その第一弾がペールエールとブラウンエールです。
ということで、まずは、ペールエールからいただいてみました。

サントリー クラフトセレクト ペールエール

いただいてみると、爽やかな香りと味わいは紛れもない
アメリカンペールエールです。美味しいか美味しくないかで言えば、
もちろん美味しいのですが、香り、苦味のレベルを考えると、
先、しかも結構先に、よなよなエールがいる気がします。
(そして、ビールの完成度としては、香るプレモルの方が上だと思います)

クラフトビールを飲んだことがない人へ

ただ、よなよなエールが個性的すぎると感じる人もいるでしょうし、
クラフトビールへの入り口としてはいいかも、とも思いました。
大手メーカーとしての役割やポジションを考えて、その上で
美味しいペールエールをリリースしたのは支持したいです。

サントリー PALE ALE

缶にはこのビールを飲むのにオススメのグラスや味わいの指標などが
描かれていますが、これは大手メーカーのビールしか飲んだことのない人に
「ビールはキレとかコクだけじゃないんだよ」というメッセージにも
受け取ることができます。まさにここから、ビールの多様性を知り、
クラフトビールの世界に飛び出す人が出てきたらいいなぁ、と思います。

ビールはもっとも多様なお酒なのです!

サントリー クラフトセレクトのページには、こんなイラストがありました。
(ビールとエールが缶なのは、大手メーカーの葛藤がありそうですけども…)

クラフトセレクト

もちろん、このイラストはビールのスタイルがいくつか描かれているだけで
もっといろいろなスタイル、聞いただけではなんだかわからないビールもあります。
ただ、これを宝の地図のように、自分の好みのビールを探す旅に
出るような、そんなきっかけになる人もいるかもしれません。

個人的には(クラフトセレクトシリーズは始まったばかりですが)、
次は大手メーカー初のアメリカンIPAに期待したいところです。果たして!?

関連リンク
サントリー クラフトセレクト(公式ページ)

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